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【気づき4437】〔明日死ぬとしたら何を考え、今何をするか〕
2023 / 09 / 23 ( Sat )


◆禅問答のようではありますが、


明日死ぬとわかったら、残された時間をどう過ごしますか。



そんなことを考えたことがありますか。



◆差し迫っていないことを真剣に考えて、


頭に思い浮かんだことを前もって実行しておくなどということは、


なかなかできないものです。



そんなことができるとしたら、大地震に備えて首都を移転するというような話は


とっくの昔に解決しているはずです。



◆「人は必ず死ぬ」ということを、皆知っています。



しかし、それが自分にもあてはまることを自覚している人はどれくらいいるのでしょうか。



そんなことさえ思い浮かべたことがない人が、


いきなり、「あなたは、明日死にます。それまでの数時間をどう過ごしますか」


と問われて、考えがまとまるはずがありません。



◆理想は、「いつ死んでもいい」という、心配のない境遇の中にいるとか、


理由や根拠がなくても覚悟ができているということでしょうか。



ただ、なにも考えないまま、そのような心持ちにはなれないので、


少なくとも「自分もいつかは死ぬ」「生きているうちに何をしようか」


などと考えてみるステップがどうしても必要になります。



◆結局、明日死のうがどうしようが、


「やるべきと思っていることは、手間のかかることでも取り掛かり、常に潰していく」

「ふだんから毎日やることを決め、それを実行する日々を生きる」


ということができていたら、あたふたしないで済むように思います。



     千葉  雅也 著

       → 現代思想入門 (講談社現代新書)




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【気づき4436】〔正解は、時間をかけ自分で見つけるもの〕
2023 / 09 / 22 ( Fri )


◆実習生が初めて現場に行くと、そこには実習指導をする立場の人がいます。



実習生からすると、その実習指導担当者の言うことは、


一つも漏らさず身に付けたいと思うものですし、


そうしなければならないと考えるものでしょう。



◆しかし、悲しいかな、


すべての実習先に完璧な実習担当者がいるわけではありません。



特に、医療や介護の現場の様に、専門知識だけではなく、


人の感性をベースにする面においては、


実習担当者がすべての面において、実習生に正しいことを伝えられるかというと、


そうではないかもしれないと私は思います。



◆人の感性というものは、不思議なものです。



それは訓練を受けて向上させることができるものですが、


もともと備わっている人もいるものです。



そういうタイプの人は、当初は感性に粗削りな面があるとはいえ、


さほど苦労なく研ぎ澄ましていくことができるものです。



◆それゆえ、実習生の方が、


実習指導をする先輩より的確に事態を感じ取ることができることもあり得ます。



ただし、実習生が実習指導担当者にかなわない面も確実にあります。



例えば、怒りを抑える力、雑音を受け流す力、


そういう力を自然と発揮しながら仕事をやり続ける精神的なタフさなどは


初心者には太刀打ちできないのです。



◆だからこそ、実習のような場面では、


※「学び始めの頃には、まず、型を覚える」、

→「基本を押さえたら、他の流派も学び、良いと思うものは取り入れる」、

→「一つの流派から離れて独自の道を見出す」、


という守破離の考えを心に据え、


多少時間をかけて成長するという視点があったほうが、


不必要な思いを抱かないで済むと思います。



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【気づき4435】〔身体を感じにくい時代に、どう生きるか〕
2023 / 09 / 21 ( Thu )


◆これまで、人類は、


生活を変化させる主産業の変化というものを経験しています。



第一次産業(農業、林業、漁業など)から、


第二次産業(製造業、建設業、電気・ガス業)、


第三次産業(小売業やサービス業)と変遷してきました。



いまや第四次産業(情報通信・医療・教育サービスなどの知識集約産業)


も盛んとなり、新たに五次産業という捉え方も出てきています。



◆この歴史を概観すると、


明らかに人類は身体を使うことから脳を使う比重が大きくなっていることがわかります。



目で見たり、触ったりするよりも、頭を使う作業が多くなり、


生身の人間でありながら、自分の身体を感じる機会が減少している様が見て取れます。



◆言ってみれば、今の社会は、脳という器官をこれまでにない度合いで使う社会です。



頭を使うことによりこれまでも人類は向上してきましたし、


今後更なる進歩発展が達成されるのでしょう。



しかし、身体を動かすことをなおざりにすることが、


既に、例えばうつ病や肥満の増加等、


人の体に影を落とすようなことも起こっています。



実際に、体を使わず脳ばかり使うことによる支障を感じている人は


かなり多いのではないかと推察します。



◆とはいえ、それだけの理由で、


生活の糧を得る方法をすっかり変えるまでの決定的な動機にはなり得ず、


うまいタイミングで定年を迎えたとしても、


できるだけ収入減を避けることを主体に考えると、


身の回りの状況を大きく変えることもままならないという事情もあると思います。



生活環境を変える不安も伴います。



◆結局、人というものは、


かなり決定的な事が起こらないと決意できないものです。



しかし、その結果、対応が後手後手となることは回避できません。



後になって「あの時、やっておけばよかった」


と後悔するものなのでしょう。



◆人から何と言われようと、一生懸命考え抜くタイプであったり、


あるいは、思い込みが強い人の方が、


思い切りが良く行動できるものなのかもしれません。



     千葉  雅也 著

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【気づき4434】〔長年一緒に居られる人間関係に感謝〕
2023 / 09 / 20 ( Wed )


◆9月15日、八王子の高尾山に登りました。



目的は、高尾山中腹にあるビアホール、「高尾山ビアマウント」です。



高校の後輩二人と私の三人で、まだ暑いこの時期に、


山の上でビールを味わおうという企画です。



◆私ともう一人は、4号経路というコースで麓から頂上まで至り、


そこから30分ほど下って、ビアホールに向かいました。



汗をかいた後に、山の上で冷たいビールを存分に味わおうという考えです。



もう一人は、山に登るなど運動することにはとんと関心がないので、


ケーブルカーで登ってきて、ビアホールで合流しました。



◆よく考えたら、高校を卒業してから43年が経っています。



そんなに時間が過ぎているのに、


しかも、これまでも何度も会って、たくさん話をしているのに、


あらためて、高尾山で4時間も、楽しく、飲んだり、食べたりしました。



◆こんなことができるのは、


「会おうと思えばすぐ会える距離に暮らしている幸運」

「一緒に居て違和感なく過ごせるという幸運」

「これまで長く付き合ってもらっている幸運」


それから、何と言っても、


「約40年前に出会っていたという幸運」


というものをあらためて感じます。



◆どれをとっても、自分で左右できる条件は一つもありません。



ただただ、そんな関係性があることに感謝するだけです。



     千葉  雅也 著

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【気づき4433】〔今は『好きなことを伸ばし、苦手なことはやめる』という時代?〕
2023 / 09 / 19 ( Tue )


◆昭和30年代後半生まれの私は、


食べ物の好き嫌いは修正するように言われました。



苦手なことには何度もチャレンジし、


克服することを促されていたような記憶があります。



◆しかし、大人になって読み始めたビジネス書では、


ビジネスや運動においては、


得意なことに注力してそれをさらに伸ばすということが


勧められていました。



◆どのように考えたら、いいものでしょうか。



高校や大学の受験について思い起すと、


合格点を取るという、割り切った視点から考えると、


得意な科目で点数を稼ぐという考え方が主流であったように思います。



各教科毎の最低基準点数をクリアしなければならないことに注意すれば、


総合点数を上げることが有利になるのです。



◆近年、社会人の成長については、


脳生理学や心理学の進展により、


流動性知能や結晶性知能というような考えに沿って、


年齢によって力を注ぐ面を考慮するというようなことも聞いています。



◆社会で生き残るためには、このような情報も取り入れるべきかもしれません。



ただ、苦手なことであっても、


興味があることに対しては多少はエネルギーを注いでもいいのではないかとも思います。



自分の人生にとってプラスになると思う分野のことは、


わずかでも時間を費やしても続けていくことが豊かな人生につながると思います。



     千葉  雅也 著

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