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【気づき4175】〔静かに起こる、内面のドラマ〕
2023 / 01 / 04 ( Wed )


◆日常生活において、


ドラマチックな場面に遭遇する機会はそう多くはありません。



しかし、考えようによっては、


自分の内面においてそのような場面に出会うこともあると、


最近思うことがありました。



◆定年して3カ月は読書期間と決めていたので、その間、


日本の古典など、書名を知っているだけの本を目につくところから読み始めました。



枕草子、奥の細道、徒然草と読んだ後、実家の母の様子を見に帰ったついでに、


京都・恵文社一乗寺店で感覚にフィットする本を探しました。
〔参考: 芭蕉と旅する「奥の細道」 歩いたルート順に名句を味わう



そこで、数学の世界にも興味があり、題名にも魅かれたので、


森田真生著「数学する身体 」を購入しました。



◆その本では、研究者が数学の世界を切り開く心のスタンスが、


松尾芭蕉(他道元の句も引用)の句を詠むときの心境を


なぞらえて説明されていました。



奥の細道を読んだ直後であったので、


その世界観を数学の世界の理解に当てはめて読み進めることができました。



目次に芭蕉の名がなかったのも驚きでした。



その結果、著者の表現する波長にそって、


自分なりに深く理解することができたと感じました。 



◆ドラマとは、劇的な事件という意味です。



劇的ということは、「これはドラマだ!」と感じることが条件だと考えると、


なんとなく起こったことはドラマとは言えません。



でも、「よく考えたら、劇的である」と思うこともあるのです。



時には、劇的なことが自分の身に静かに起こっていることを


みすみす見逃していることもあるかもしれません。



自分だけのドラマをそれと自覚し、励みにすることで、


内面世界がさらに豊かになることにはずみをつけられるようなことも


実際に起こるのです。



◆今回の精神世界の波長のつながりを


他の機会にも得られるように読書を続け、


内面世界が充実する喜びをさらに味わいたいと思います。



波長のつながりを意図的に用意することも、今後試してみようと思います。



     渡部 昇一 著

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