【気づき4181】〔先入観にとらわれると起こること〕
2023 / 01 / 10 ( Tue ) ◆先日、実家のテレビが急に映らなくなりました。 一人暮らしの母にとって、テレビは寂しさを紛らわすとともに、 社会との大きな接点なので、私がテレビ復活に臨みました。 ◆テレビ画面には、「アンテナが設置されていない」と出るのです。 それまで普通に映っていたのが急にだめになったので、その時点でまず、 「アンテナがつながってないということはあり得ない」 という思いにとらわれました。 原因は、「母が、リモコンの設定を変えてしまったため」 という思いに固執し、 リモコンで同じ操作を繰り返すスパイラルにはまり込みました。 ◆先入観にとらわれた場合、もしその考えが間違っていたら、 正解には絶対たどり着けないということになります。 しかし、課題を解決しなければならない現場で、 そのような理屈を冷静に確認できるためには かなりの実力が必要だと実感します。 「さあ、ここからどうしよう」とリスタートするスタンスを取ることは 非常にむずかしいことです。 ◆だからこそ、そういう状態に陥った時には、 「基本に返れ」と自分に言い聞かせることが必要なのかもしれません。 結局、今回の課題も、テレビ裏のアンテナ端子を確認すると、 同軸ケーブルの軸が挿入口にうまく入っていませんでした。 つまり、それまでは、軸が挿入口の金属にぎりぎり触れていたけれども、 振動等で接触が途絶えたことによって受信できなくなっていたのです。 「アンテナが設置されていません」が、まさしく支障の原因であったのです。 ◆とらわれると、抜け出せなくなります。 「基本に返る」「素直な気持ちでことに接する」 どんなことも、先入観が事の解決を邪魔するということを あらためて確認しました。 渡部 昇一 著 → 60歳からの人生を楽しむ技術〈新装版〉 「 人気blogランキング 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 「 にほんブログ村 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 ------------------------------- このブログでは、 毎日を「いきいき、生きる」ためのヒントを考え続けます。 ------------------------------ |
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