【気づき4186】〔今の自分を、いったん閉じるという発想〕
2023 / 01 / 15 ( Sun ) ◆「閉じる」という言葉で一番身近な意味は、 「開けてあった物をふさぐ」ということです。 それ以外に、「今まで続いたものを終わりにする」と意味があります。 この意味で閉じるという言葉を使うと、幾分マイナスのイメージを伴います。 ◆しかし、人の生きざまにおいては、 閉じるということがすべての終わりという意味だけでなく、 続いていたものをいったん終わりにするという意味にもなります。 コロナ禍によって店を閉じた場合は、そんな気楽には受け止められませんが、 人の人生全般を眺めた場合、人生の半ばで閉じる選択が必要と思われることもあります。 ◆たとえば、定年を迎えた時期は一つの区切りと考えることもできます。 それまでの時間の過ごし方を変える選択もあります。 それまで働いていた業種と違う業種に飛び込むということは、 いったん閉じるからこそできると考えられます。 ◆この、閉じるという発想は、 「閉じる幸せ」(残間里江子著)から学びました。 「自分を閉じる」という言葉にそってそのイメージを想像したことはありませんでしたが、 実際にやってみると、それまでの自分のやっていたこと、考えていたことをいったん締めくくり、 けりをつけることができることに気づきます。 心のなかに知らずに溜まっていたおりが一掃でき、 すっきり再スタートできるとも思えるのです。 渡部 昇一 著 → 60歳からの人生を楽しむ技術〈新装版〉 「 人気blogランキング 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 「 にほんブログ村 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 ------------------------------- このブログでは、 毎日を「いきいき、生きる」ためのヒントを考え続けます。 ------------------------------ |
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