【気づき4189】〔過去を整理する方法〕
2023 / 01 / 18 ( Wed ) ◆自分の中にあるものを探し出すために、 思いを文字にすることは有効です。 また、自分のこれまでの60年の人生を振り返り、 それを3人の子どもに親の人生について伝えるつもりで 自分の歴史を書きとどめたことにより、 自然と、これまでの人生に一区切りをつけることができました。 ◆以前聞いた話です。 歌手の山口百恵さんが、引退時に書いた『蒼い時』という本のなかに 以下の一説があるそうです。 「自分を書くということは、自分のなかの記憶を確認すると同時に、 自分を切り捨てる作業である。過去を切り捨てていく-それでいい」 確かに、私も似たような感覚を覚えたのです。 ◆毎日のあわただしい時間の流れの中で一区切りをつけるということは、 結構むずかしいことだと思います。 同じようなことを繰り返す時間の流れの中では、 いつもと違う区切りが自然にやってはこないので、 結局区切りを見極めるのはその人の感覚と決断力によるものだからです。 ◆そういう意味では、定年などという区切りを待つには あまりにも時間がかかり過ぎます。 その手前で、5年ごとにでも、あるいは10年ごとにでも、 自分についてのそれまでを文字にする習慣を持つことは、 定期的に自分の過去を整理することになります。 新たな気持ちで、それ以後に立ち向かっていけるのではないかと思います。 渡部 昇一 著 → 60歳からの人生を楽しむ技術〈新装版〉 「 人気blogランキング 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 「 にほんブログ村 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 ------------------------------- このブログでは、 毎日を「いきいき、生きる」ためのヒントを考え続けます。 ------------------------------ |
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