【気づき4212】〔むずかしいけれど、思い方を変える努力をする〕
2023 / 02 / 10 ( Fri ) ◆若い頃からの習慣というものを、 ずいぶん経ってから変えようと思ってもなかなかむずかしいことです。 いくら周りの人が「それは少し変わっている」と思うことでも、 やり続けた当人にとっては当然意味があるものであり、 それゆえ続けられたからです。 ◆行動の習慣と同様に、思い方の習慣というものも変えにくいものです。 新しい思い方を身につけようとしても、なかなか思うようにはいきません。 しかも、自分を窮屈にしている思い方をしているとしても、 それにまず気づくことのハードルも高いことがよくあることです。 ◆多くの人は、少年青年期に受験という競争に駆り立てられ、 就職しては出世という競争に知らぬ間に組み込まれてしまいます。 その環境下では、「がんばんなきゃ」「もっとやらなきゃ」 と、常に煽られていることになります。 つまり、のんびりと落ち着いた気持ちを 味わいにくい精神状態で過ごすことになるのです。 ◆その結果、ある程度落ち着いて暮らしてもいい年代になっても、 なぜか煽られたような心持ちになり、 その時その場をじっくり感じることができにくいことがあります。 ◆だからこそ、それに気づいた人は変える決心をしたほうがいいです。 長年培われてきた感性を無にはできないでしょうが、 「今は、今を楽しむべきなんだよ」と自分に言い聞かせて、 感じ方を徐々にシフトすることがいいように思います。 渡部 昇一 著 → 60歳からの人生を楽しむ技術〈新装版〉 「 人気blogランキング 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 「 にほんブログ村 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 ------------------------------- このブログでは、 毎日を「いきいき、生きる」ためのヒントを考え続けます。 ------------------------------ |
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