【気づき4215】〔前に進むために、嫌な思いを残さない〕
2023 / 02 / 13 ( Mon ) ◆私が以前働いていた職場は、性善説に基づいていたのか、 10数年、親会社が運営に関与しませんでした。 関与の仕組みが社内でも確立していなかったのか、 ヘルプを出しても対応がなく、 最終的に経営困難にまで至りました。 ◆会社がようやく重い腰を上げ、 状況を改善する担当者が派遣されました。 不公平のないように、また、 経営を健全化するために給与規定も刷新されました。 新たな給与基準を丁寧に説明する手順も踏みましたが、 しかし、それまで奮闘していた一部幹部の給料はポンと下げ、 場合によっては「あなたは、もらい過ぎ」などという言葉を投げかけました。 ◆「怒る、腐る、愚痴る」は、 確かに自分の人間関係にマイナスでしかないですし、 自分自身の精神状態にも悪影響しかもたらしません。 わたしは親会社のやり方、言い方への不満はありましたが、 組織がいい方向に向かう兆しも見えたのでそれを受け容れました。 ◆時間が経ち、今あらためてその時のことを考えると、 腹が立つ要素も多少はありますが、 感じた不満に意識を向け過ぎないように冷静に考え、 変化を受け入れたことが、結果的に組織にとっても、 私個人にとってもよかったと思っています。 ◆会社組織では、私が経験したような不具合はよくあることですし、 私情を挟んでも報われないと思います。 これは諦めではなく、冷静に受け止めた結果だと思っています。 そのように割り切ることで、未練なく、定年を機に退職できたという面もあります。 その結果、かねてから思っていたことへ、 まったく躊躇なくシフトできたのです。 ◆「やるべきことはやる」「自分に起こったことは、すべて必要なことと受け取る」 と信じるのであれば、 過去に起こったことに対する不満や後悔を持たないことが これからの自分をさらに自分らしくすると思いたいです。 また、そのような生き方が私の人生を進展させることになると信じます。 渡部 昇一 著 → 60歳からの人生を楽しむ技術〈新装版〉 「 人気blogランキング 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 「 にほんブログ村 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 ------------------------------- このブログでは、 毎日を「いきいき、生きる」ためのヒントを考え続けます。 ------------------------------ |
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