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【気づき4230】〔毎日を心豊かに暮らす方法〕
2023 / 02 / 28 ( Tue )


◆今、作家佐藤愛子さんのエッセイを読んでいます。



50歳代から80歳代に至るまでに書かれた、


「老いと死」についてのエッセイをまとめた本です。
〔参照:佐藤愛子著「老い力」〕



◆この本を読んでいて、気づくことがあります。



エッセイを書くことができる人は、


どんな状況で、誰がどんなことをして、


あるいは何がどういう風になって、


その結果自分はどう思ったかについて後になっても覚えています。



常に、自然に、自分の周りで起こったことを感じ取っているからこそ、


それができるのだと思います。



特殊な能力のように思いますが、


実は誰しもしていることであるとも思います。



◆生活をしていると、家族や人との関わりや仕事に関連して、


いろいろなことが起こります。



また、その都度、いろいろなことを思います。



しかし、殆どの人は都度何を考えていたのかなんてことは忘れてしまいます。



絶えず、心の中に想念は浮かび、そして消え行くということを繰り返しています。



◆この事実を冷静に眺めてみて、ふと思いました。



「このような時の過ごし方は、自分の人生を味わっていることになるのか」



全てのことに対してではなく、特に自分の心に残った出来事については、選択して、


じっくり向き合うようなことがあってもいいのではないかと思うのです。



◆そういう視点をもつに至るには長年の修業が必要でしょうが、


もし毎日楽しみながらこの感覚を磨いていけるとしたら、


それはすてきなことではないかと思うのです。



身近で起きることに自然に注意を行き届かせることができると、


漫然と生きるよりもだんぜん刺激的な時間を過ごすことができます。



しかも、面白みを感じる機会が多く得られることになります。



◆時には、起こったことをじっくりみつめることができると、


今生きている時間をより濃密に過ごすことにつながるのではないでしょうか。



このようなあり方を「充実している」とか、


「面白い人生を歩んでいる」とか、


「生活を楽しんでいる」といえるのではないかと思うのです。



     渡部 昇一 著

       → 60歳からの人生を楽しむ技術〈新装版〉




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テーマ:自己啓発 - ジャンル:ビジネス

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