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【気づき4232】〔文章の極意から人生の極意のヒントを得る〕
2023 / 03 / 02 ( Thu )


◆いい文章の条件を、以前エッセイスト井上一馬氏の記述から学んだことがあります。



それは、


①書こうとすることに情熱を持っていること、そしてそのことについてよく知っていること、

②人の知らないことを書く、物の見方の角度を変える(ずらしてみる)、

③すでに知っているについて気づいていないことを気づかせる、


という、常識と考えられていることとは違う視点を理路整然と伝え、納得させる、


ということがポイントのようです。



◆これらの視点は、特に文章を書くことを仕事としている人はつねに意識していることなのでしょう。



それに対し、文章を書くことにさほど向き合わなくてもいい人は、


「それはわかるけどね」と思いながらも、


結局は自分の視点として取り込もうと思うことは少ないのではないかと思います。



◆しかし、毎日過ごすうえで少しだけでも考え方を変えることにより


自分にとって大きなプラスをもたらすヒントがそこにあるのなら、


取り入れる努力をしてみることもいいのではないかとあらためて思います。



◆そういう目で上の条件を見直してみると、


①については「情熱を傾ける対象をもつ」、

②では「見聞したことを自分なりの視点で解釈し、その受け取り方をわかりやすく文字で説明する」、

③では「新しい知識を常にインプットし、興味のあることと目の前のことをつなぎ合わせ、

そこで新たな発想を得る」、


などの、自分なりの努力目標が浮かび上がります。



◆文章を書くことが仕事でないとしても、


「情報をどのように、どれだけ取り入れるか、そしてそれをどう活かすか」


それが、自分の人生をどの程度豊かにするかを左右する、


大きな分かれ目であるように思います。



     渡部 昇一 著

       → 60歳からの人生を楽しむ技術〈新装版〉




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