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【気づき4235】〔非難より、まだ批判の方が・・・〕
2023 / 03 / 05 ( Sun )


◆人が失敗したことやうまくやれなかったことに対して、責める人がいます。



一般的に言う、非難というものです。



例えば、その非難をする人が、非難される人の上司である場合、


良いとは言えないまでも、


「時にはそういうこともあるかもしれない」とも思います。



しかし、そんな立場でない人が、平気で非難していることもあって驚くことがあります。



◆日本語の意味として、非難は、人のミスや過失を一方的に責めることです。



似た言葉に、批判というものがありますが、


こちらは、過失を指摘はするものの、


事態を修正する働きかけをするという意味合いも含まれるようです。



そういう意味では、次につながるあり方とも言えます。



◆身の回りで起こったことに対しては、当然ながら、皆、


それぞれの反応があります。



すぐに行動を起こさなければならない人もいるでしょうが、


行動を起こす立場にない人もいます。



よく見かけますが、口出しができるような立場にない人が、


起こった事態に対してやその事態を招いた関係者に対して


非難めいたことを言うようなこともあります。



◆もし、非難されても仕方がないほど予見する力が不足していたり、


やるべきことをやっていなかった場合はやむをえません。



しかし、非難をしても何の意味もないようなケースに対して、


言うべき立場にない人が非難めいた発言をすると、


事後、その人は逆に、周りの人の心の中に渦巻く静かな非難を覚悟すべきです。



気持ちを発散するために責める言葉を発するのであれば、


次につながる要素を含む、批判というスタンスがまだ身のためのように思います。



失敗の事態を招いた人をただ責めるのか、


その事態を緩和したり、収束させる手段等の提示も交えながら責めるのとでは


周りの人の評価が段違いであるのは自然なことです。



◆非常事態に、言葉を発して発散するのなら、


非難ではなく、せめて批判というスタンスをお勧めしたいと思います。



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