【気づき4293】〔仕事によって得られること〕
2023 / 05 / 02 ( Tue ) ◆以前高齢者施設で働いていたとき、休みの日なのに、 「冷蔵庫の温度が下がらない。なんとかしてほしい」 というような電話が時々ありました。 入所者の食事を毎日作る現場にとってはとても大事なことであるのは分かりますが、 業者が営業日いないのですからどうしようもないことであったのです。 ◆先日、25歳で電気製品製造会社の営業をしている、 社会人3年目のスポーツボランティアの仲間が、 ゴールデンウィークにあるにもかかわらず、 量販店から無理なオーダーの連絡を受けていました。 先方は無理難題を言っていることはわかっていたようです。 しかし、事態を一人では抱えきれなかったからなのか、 「なんとかなる」というレベルの認識で軽い気持ちで動いたのか、 若い担当者に連絡をしてきたようです。 ◆社会に出ると、仕事の上でいろいろなプレッシャーを受けます。 気にしなくてもいいことではあっても、気になるようなこともあります。 先のボラ仲間も、休み明けに電話の主と顔を合わせる時には 気もちに多少負荷がかかることでしょう。 ◆このような、気持ちにかかる負担は仕事じゃないという考え方もありますが、 このような類のプレッシャーを受けるという経験により鍛えられ、 気にしないで済むようになったり、 また、自分なりの対策を準備することで仕事をスムーズにできるようにもなります。 そういう意味では、このプレッシャーは、 仕事をブラッシュアップするために必要な要素とも言えるのです。 ◆別の見方をすれば、この鍛錬は飯のタネでもあります。 私の息子とほど近いそのボラ仲間には、 先輩風を吹かさない程度に言葉を添え、ビールを渡して労いました。 これは、学生時代にお世話になった先輩方から受けた恩を 次の世代につなぐつもりの行為です。 アンデシュ・ハンセン 著 → ストレス脳 「 人気blogランキング 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 「 にほんブログ村 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 ------------------------------- このブログでは、 毎日を「いきいき、生きる」ためのヒントを考え続けます。 ------------------------------ |
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