【気づき4300】〔時間を味方にして、事態を収拾する〕
2023 / 05 / 09 ( Tue ) ◆緊急事態が起こったら、とにかく即対処しなければなりません。 しかし、この「即」をどのように解釈するかを、 前もって確認しておかなければなりません。 ◆即動くことが必要だとしても、その時の状況の中で、 タイミングをはからなければならないこともあるのです。 そこをはき違えると、かえって混乱の度合いを高めることもあります。 ◆「即=ただちに」ではなく、 「即=極力早いうちがいいけれども、 判断の上でちょうど良い早いときに」という理解が適切ではないでしょうか。 ◆「怒りを収める6秒ルール」というものがあります。 アンガーマネジメントではかなり有名な手法です。 これは、あえて6秒という無になる時間を持つことで、 怒りを鎮める技術です。 このテクニックにより、怒りという、人との関係を築くうえでのマイナス要因を 己の気持ちから取り去ることができるのです。 しかも、この手法を実践することにより、 次なる動きを考える思考能力を低下させないですみます。 ◆素早く事態を収拾したいと思うのが人情ですが、 それを実現するには、物理的に早く対応すればいいというわけではありません。 あくせく動き回るよりも、 自然に事態が収まるのを待つという姿勢も時には必要です。 ただ、大変な事態を迎えている時に、 「少し待ち、事態の変化の中で最良の時に動き出そう」 と思えることは、相当な力がないとできない相談です。 しかし、結果的には、緊急事態をクリアするためにはその度量も必要なのです。 ◆そのようなことを実行できるためには、つらい、切ない思いを何度もし、 しかも、判断と決断を何度もする経験が必要なのかもしれません。 アンデシュ・ハンセン 著 → ストレス脳 「 人気blogランキング 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 「 にほんブログ村 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 ------------------------------- このブログでは、 毎日を「いきいき、生きる」ためのヒントを考え続けます。 ------------------------------ |
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