【気づき4328】〔『ありがとう』と『すみません』、どちらの言葉でお礼を言いますか〕
2023 / 06 / 06 ( Tue ) ◆人に何かをしてもらったときに、「ありがとう」ではなく、 「すみません」という言葉を使うことがあります。 「すまない」という言葉は、このままでは終わらないという意味ですから、 礼を言うときに「すみません」というときには、私たちは、 「気をつかっていただき、すまない」「体を使っていただき、すまない」 という意味で使っているようなのです。 ◆こういうことが起こるのは、もともと、 「謝」という字には、感謝と謝罪の両方の意味があるので、 「すみません」と「ありがとう」が同居していることは自然なことのようです。 ◆そのようなことを踏まえた上で、あらためて考えます。 「ありがとう」を伝えたいときに、「すみません」がいいのか、 それとも「ありがとう」のどちらがいいのでしょうか。 ◆これは、言葉に対する感性レベルの課題であるので、 どちらが良いという問題ではないかもしれません。 しかし、やはり、語感から言いますと、 感謝を伝えたいときに、 「すみません」という謝罪の意味合いを感じさせる必要はないように感じます。 ◆これは、それぞれの人が選択していいのですが、 このような視点があることを気にしたことがなかったとしたら、 今後、謝意を伝えるときに、 どちらの言葉を選ぶかを考えてもいいのではないかと思います。 アンデシュ・ハンセン 著 → ストレス脳 「 人気blogランキング 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 「 にほんブログ村 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 ------------------------------- このブログでは、 毎日を「いきいき、生きる」ためのヒントを考え続けます。 ------------------------------ |
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