【気づき4416】〔人生の目標は定めなければならないものか〕
2023 / 09 / 02 ( Sat ) ◆どんな人生を歩むかで悩む人も当然います。 しかし、そんなことを考えずに、 奔放に生き抜くことができるような人もいるようです。 この立場の違いについてちょっと気になったので 考えてみることにしました。 ◆ちなみに、世間様はどどのように考えているのかの流れを知りたくて、 一つの試みとしてですが、Chat GPTで、 「目的を定めないまま生きるにはどうしたらいいのでしょうか」 ということを質問してみました。 すると、「自己探求」「価値観の明確化」「新しい経験」「小目標の設定」 「人との交流」「自己成長」「専門家の支援」という項目が挙がってきました。 ◆どちらの生き方が優勢かという予想はしていましたが、 案の定、「目標を設定」「前向きに生きる」という方針が世の中では推奨されるようです。 この結果は、悩んでいる人にとってみれば、 「そうは言っても、それを実行する気になれないから困っている」 と思う面も多々あると思います。 ◆自分の人生を振り返ると、生真面目に考え、 「どんな生き方をしよう」「早く目標を見つけなければ」と、 若い頃から自分で自分を煽り、それが自分を苦しめていたように思います。 今思うのは、人生の目標を「設定する」か「設定しない」の2項対立ではなく、 曖昧さを受け容れ、流れに沿って目の前のやるべきことを見つけ、 それを懸命にこなしているうちに心の変化を捉え、 次なるステップを踏み出すというのが、 今の時代の考え方に沿っているのかなと感じます。 千葉 雅也 著 → 現代思想入門 (講談社現代新書) 「 人気blogランキング 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 「 にほんブログ村 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 ------------------------------- このブログでは、 毎日を「いきいき、生きる」ためのヒントを考え続けます。 ------------------------------ |
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