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【気づき4423】〔差し出した気持ちは必ず戻ってくる〕
2023 / 09 / 09 ( Sat )


◆アメリカの哲学者ラルフ・W・トラインは、かつて「人生の扉をひらく 万能の鍵 」を出版し、


世界20か国以上で翻訳され、読み続けられています。



彼の軸となる考えは、


「あなたが抱く、どの考えも力となって出ていき、どの考えも同じ考えを引き連れて戻ってくる」


というものです。



優しい思いやりに満ちた気持ちを持てば、それが返ってきます。



逆に、悪しき思いを持てば、それと同じような思いが返ってくるというのです。



◆その考えに沿った生き方を稲盛和夫氏もされたようです。



NTTに立ち向かって第二電電を立ち上げた際、


「世のため人のため」という純粋な思いだけであったようです。



その戦いの毎日のなかで、自分の心に信念を言い聞かせるとともに、


善き思いを繰り返し発信し続けることも大切であると稲盛和夫氏は考え、


実践されたようです。



◆人間は、善き思いだけで心を満たし続けることはできない生き物です。



欲望、怒り、迷いを常に抱え、気づかないまま、実は苦しい心持ちで過ごしているのです。



その悪しき思いをできる限り抑え、


善き思いが湧き出るように努力することがまず自分自身のためであり、


それが叶うと、思いやりに満ちた思いが周りからも返ってくるようです。



◆心にスイッチは付いていないので、


悪しき思いを持つことをやめようと思ってもすぐには変われません。



都度、欲望、怒り、迷いを振り払い、思い直すことをくり返すことが必要になってきます。



面倒なことではありますし、しかも、効果はすぐさま見えないかもしれません。



しかし、それを実践した分だけ善き思いが返ってくることを体験している人がいるのです。



このような生き方を選択すると、長い時間の先にきっとすてきな心持ちで過ごせると信じて、


今のこの時間を生きていくことが大切です。



     千葉  雅也 著

       → 現代思想入門 (講談社現代新書)




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