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【気づき4436】〔正解は、時間をかけ自分で見つけるもの〕
2023 / 09 / 22 ( Fri )


◆実習生が初めて現場に行くと、そこには実習指導をする立場の人がいます。



実習生からすると、その実習指導担当者の言うことは、


一つも漏らさず身に付けたいと思うものですし、


そうしなければならないと考えるものでしょう。



◆しかし、悲しいかな、


すべての実習先に完璧な実習担当者がいるわけではありません。



特に、医療や介護の現場の様に、専門知識だけではなく、


人の感性をベースにする面においては、


実習担当者がすべての面において、実習生に正しいことを伝えられるかというと、


そうではないかもしれないと私は思います。



◆人の感性というものは、不思議なものです。



それは訓練を受けて向上させることができるものですが、


もともと備わっている人もいるものです。



そういうタイプの人は、当初は感性に粗削りな面があるとはいえ、


さほど苦労なく研ぎ澄ましていくことができるものです。



◆それゆえ、実習生の方が、


実習指導をする先輩より的確に事態を感じ取ることができることもあり得ます。



ただし、実習生が実習指導担当者にかなわない面も確実にあります。



例えば、怒りを抑える力、雑音を受け流す力、


そういう力を自然と発揮しながら仕事をやり続ける精神的なタフさなどは


初心者には太刀打ちできないのです。



◆だからこそ、実習のような場面では、


※「学び始めの頃には、まず、型を覚える」、

→「基本を押さえたら、他の流派も学び、良いと思うものは取り入れる」、

→「一つの流派から離れて独自の道を見出す」、


という守破離の考えを心に据え、


多少時間をかけて成長するという視点があったほうが、


不必要な思いを抱かないで済むと思います。



     千葉  雅也 著

       → 現代思想入門 (講談社現代新書)




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