【気づき4437】〔明日死ぬとしたら何を考え、今何をするか〕
2023 / 09 / 23 ( Sat ) ◆禅問答のようではありますが、 明日死ぬとわかったら、残された時間をどう過ごしますか。 そんなことを考えたことがありますか。 ◆差し迫っていないことを真剣に考えて、 頭に思い浮かんだことを前もって実行しておくなどということは、 なかなかできないものです。 そんなことができるとしたら、大地震に備えて首都を移転するというような話は とっくの昔に解決しているはずです。 ◆「人は必ず死ぬ」ということを、皆知っています。 しかし、それが自分にもあてはまることを自覚している人はどれくらいいるのでしょうか。 そんなことさえ思い浮かべたことがない人が、 いきなり、「あなたは、明日死にます。それまでの数時間をどう過ごしますか」 と問われて、考えがまとまるはずがありません。 ◆理想は、「いつ死んでもいい」という、心配のない境遇の中にいるとか、 理由や根拠がなくても覚悟ができているということでしょうか。 ただ、なにも考えないまま、そのような心持ちにはなれないので、 少なくとも「自分もいつかは死ぬ」「生きているうちに何をしようか」 などと考えてみるステップがどうしても必要になります。 ◆結局、明日死のうがどうしようが、 「やるべきと思っていることは、手間のかかることでも取り掛かり、常に潰していく」 「ふだんから毎日やることを決め、それを実行する日々を生きる」 ということができていたら、あたふたしないで済むように思います。 千葉 雅也 著 → 現代思想入門 (講談社現代新書) 「 人気blogランキング 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 「 にほんブログ村 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 ------------------------------- このブログでは、 毎日を「いきいき、生きる」ためのヒントを考え続けます。 ------------------------------ |
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