【気づき4478】〔苦境のとらえ方で、人生に差がつく理由〕
2023 / 11 / 03 ( Fri ) ◆中小の企業に勤務していると、ある日突然、 自分の負担が大きくなるようなことが起こります。 例えば、誰かが急に退職したら、 その人のしていた仕事を周りで負担しなければならないのです。 ◆しかも、その増えた仕事が、それまでの自分の仕事とは違った種類の場合、 新しい手順を覚えなければならないばかりか、 新たな知識を学ばなければならなかったりします。 ◆こんな事態に巻き込まれた時、あなたはどのように思うでしょうか。 大概は、「なんでこんな目に遭わなければならないんだ」という、 恨み節になると思います。 「今が成長のチャンス!」などと思える人は、素敵ではありますが、 ちょっと変わった部類の人であるのかもしれません。 ◆しかし、実際にそういう苦境に立たされた時、 どういう心持ちでいるかによって、大変な毎日の意味が変わってくるのも事実です。 その違いというのも、ただきついだけなのか、それとも、 きついながらも、充実感を覚えることができるという、 真逆の心理状態になるのですから不思議です。 ◆不平不満を思っているだけだと疲れを感じやすいです。 それだけに、心が快活でいられる時間が少ないです。 しかし、チャンスとまでは思わないまでも、 「これは自分の成長につながる」と思って過ごすと、 大変ながらも、心と体は最低限やっていけるというレベルを維持できます。 しかも、ある意味、緊迫した心境、職場環境の中に身を置いているからなのか、 自分と同じスタンスで働いている人が誰なのかを感じ取れる機会が増えます。 ◆結果的に、自分と同じレベルの思い方をする人と シンパシーを感じ合えることになります。 自分が、不満を抑え、前向きに目の前のことをこなすのであれば、 同じようなスタンスでいる人は誰かを知り、協力し合えることが可能になります。 もし、そういう人とのつながりができるとしたら、 苦境が自分にとって全くの不毛な時間とは言えないのではないかとも思うのです。 稲垣 栄洋 著 → 雑草はなぜそこに生えているのか 弱さからの戦略 「 人気blogランキング 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 「 にほんブログ村 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 ------------------------------- このブログでは、 毎日を「いきいき、生きる」ためのヒントを考え続けます。 ------------------------------ |
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