【気づき4479】〔立ち止まるって、悪い意味か?〕
2023 / 11 / 04 ( Sat ) ◆道路標識の「止まれ」に従ってきちんと止まる車の割合は、 概ね1割ほどという数字を見たことがあります。 面倒に思う面があるかもしれませんが、しっかり止まると、 止まらないと見落としてしまうことに気づいたりします。 ◆また、仕上げの時間が決まっている仕事に着手している時、 焦っている気持ちに従って、手順を見直したり、 休息を入れたりすることをせずに突っ走ることがあります。 ◆立ち止まるということを、私たちは意外に蔑ろにしています。 この言葉に、「止まる」という、 進歩や進展に抗うという印象を受けているのでしょうか。 あるいは、動物として、 いったん動き出したリズムを変えることが苦手ということなのでしょうか。 ◆ほっと息を抜いたときに、新しい発想を得たり、気づきを得たりするものです。 最近の脳の研究で、 特別あることに注意が払われるのではなく、 ぼんやりとして雑念にふけったり、安静状態である時こそ、 ひらめいたり、脳内で情報整理が行われているということがわかってきています。 ◆いったん立ち止まることにより、早めにミスを発見して無駄な労力を省いたり、 効率の良い手順に気づいたりするメリットもあるということです。 ◆追い込まれた時こそ、冷静になる、我に返るという意味合いで、 ひと呼吸おくということを意図的に組み込むことが有効ではないかと思います。 稲垣 栄洋 著 → 雑草はなぜそこに生えているのか 弱さからの戦略 「 人気blogランキング 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 「 にほんブログ村 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 ------------------------------- このブログでは、 毎日を「いきいき、生きる」ためのヒントを考え続けます。 ------------------------------ |
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