【気づき4484】〔ため息を、禅の呼吸法へ変換〕
2023 / 11 / 09 ( Thu ) ◆人がため息をつくのを目にすると、どういう気持ちになるでしょうか。 ため息をついた後、人の頭は力なく、下を向くものと思います。 まさしく、うなだれるという動作です。 ◆人というものは、そんな光景を見ると、 その人の心理状態を自然と推し量り、 切ない思いを共有することが多いのではないかと思います。 つまり、周りに、その人の落ち込んだ気持ちを発信してしまいます。 ◆ため息をつくと、幸せが逃げていくとよく言います。 確かに、ため息をついている当人は、 ため息をついているその時点では、 打ちひしがれている真っただ中なので、幸せな状態ではありません。 また、それを見ている周りの人も、楽しい気持ちにはならないので、 そういう意味ではその時点では幸せではないと言えます。 ◆つらい時、そのままの気持ちのままでいれば、 確かに幸せな状態とは程遠いことになります。 しかし、少し思い直すと、違う展開を迎えられると思うのです。 つまり、呼吸法という観点からは、 ため息をつきたいと思う時が大きな分かれ目だと思うのです。 つまり、ため息をつきたいタイミングで思い直し、 切ない声を出さないで息を吐きます。しかも、吐き切ります。 その後に大きく息を吸うと、禅に通じる呼吸法となるのです。 自律神経を安定させる呼吸法に転じるのです。 ◆このことを、マイナスをプラスに転じる大きな変わり目と捉え、 意識していることは、些細なことではあるのですが、 次につながるあり方ではないかと思うのです。 稲垣 栄洋 著 → 雑草はなぜそこに生えているのか 弱さからの戦略 「 人気blogランキング 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 「 にほんブログ村 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 ------------------------------- このブログでは、 毎日を「いきいき、生きる」ためのヒントを考え続けます。 ------------------------------ |
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