【気づき895】〔組織の対応策のヒントは自然界にあり〕
2014 / 07 / 30 ( Wed )






◆小説家である幸田露伴が、木の植生について記述した文章があるといいます。



聞き慣れない言葉ですが、樹相学という分野になるそうです。



◆植生の変化の第1段階は、「懐の蒸れ(むれ)」。



枝葉を適宜払わないと風通しや日差しが悪くなります。



第2は「梢(うら)どまり」。あるところまでいくと発育が止まります。



第3は「裾あがり」。土が落ちて、根が出てしまうことです。



第4は「梢枯れ」。空気の汚れや虫などのために枯れることです。



そして第5が「蟲(むし)つき」です。



◆この変化は人間の社会においても当てはまるので、


この樹相学を哲学的に捉えることもできます。



そういう観点から組織を眺めてみることは非常に興味深いことです。



◆実際に、樹相学を組織に当てはめてみます。



人が集まると構成員間に様々なネットワークができます。



それは必要なことですが、


それがあまりに複雑にからまるとかえって組織がうまく機能しなくなります。



また、構成員の動き方が


ある程度期間のうちに固まってきてしまうと成長が頭打ちになります。



そして、そのまま手を打たないまま経過すると組織のところどころに綻びができ、


構成員の入れ替え,補充が必要となります。



◆そして、そういう状態が続くと組織の各機能が低調になり始めます。



その原因は表向きにはなかなか見えないのですが、


よくよく調べてみれば


取り返しのつかないようなことが起こっていることがわかることもあります。



◆ここで、新たな課題が発生します。



木々を再生するにはどうしたらいいのかを考えなければならないのです。



どうにも手を付けられなくなり、木を切り倒すことになったら元も子もありません。



虫を駆除し、木を補修し、


木が死なないために一時的に枝や葉の量を調節するために剪定が必要です。



◆自然界と人間の社会とは共通することも多いようです。



物事の対応策を考えるときに照らし合わせてみることは有効かもしれません。



       運命を開く 人間学講話

         安岡 正篤 著



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