【気づき1710】〔部下への言葉づかいに見る、上司の心のうち〕
2016 / 10 / 22 ( Sat ) ◆上司が部下に対して命令口調なのか敬語なのかを見ていると、 面白いことが浮かび上がってきます。 現場の実情によっては、 命を守るためには敬語を使っているような状況ではないようなところもあるでしょう。 ここでは、主に事務系の現場を思い浮かべていただければと思います。 ◆実際には、各職場での実状を調べきれるものではありません。 しかし、自分のしている仕事を通じてや、 プライベートで上司部下の会話を垣間みる機会を積み重ねてみると 面白いことがわかります。 つまり、落ち着いた状態でしかも丁寧に敬語を話す上司の人は、 かなりこなれた感じの人が多いということです。 「こなれる」を漢字にすると「熟れる」と書きますが、 仕事に慣れていることだけではなく、 仕事の幅を広げ、しかも仕事のうえで腹をすえている、 なにかしらの覚悟を感じるという人が多いように見受けられます。 ◆部下に敬語を使う人の心境を考えると、 人としてきちんと向き合って、丁寧な対応をしていることになります。 じっくり向き合っている分、 しっかりと自分のあり方や部下の様子も感じ取り、 落ちついて対処していることと思います。 しかし、部下に対して命令口調であったり、ぞんざいな言葉遣いである人は 口調で相手より優位にあることを示していることを感じます。 そこには、そうしないと相手に信頼されないという思いが先にたっていたり、 自信がないから最初から押さえ込んでいるという思いもあるように感じます。 ◆自信があるのであれば、また正々堂々と向き合う覚悟があれば、 ゆっくりと敬語で相対する姿勢となり、 それが仕事に深みを増す要因になるのではないかとも感じます。 中谷 彰宏 著 → 50代でしなければならない55のこと 「 人気blogランキング 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 「 にほんブログ村 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 ------------------------------- このブログでは、 毎日を「いきいき、生きる」ためのヒントを考え続けていきます。 -------------------------------
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