【気づき1781】〔『腹を据える』ための条件〕
2017 / 01 / 01 ( Sun ) ◆人というものは楽をしたい生き物です。 やらなくてはいけないとわかっていても、 取り掛かからないまま放置して過ごし、 結局制限時間ぎりぎりになって慌てて対応するようなことになります。 場合によれば、間に合わずに大失敗に終わってしまうこともあります。 ◆そのような失敗は、幼い頃だけにとどまりません。 大人になってからでも、 「ああ、これは大変そう」「こうであったら、よかったのに」 と煮え切らない思いを持続させてしまった結果、 取り返しのつかないような事態を招くこともあるものです。 ◆「心定めや、特に一旦奮激の能くする所に非ず、 必ずや心胆を涵養鍛錬すること素あるものにして、 能くすることありとす。」 (吉田松陰「武教全書 守城」) ◆「腹を決める」「腹を据える」ということは、 一時的に思い立った気持ちだけで実現できるものではありません。 水が染みこむように養い、 精神力などを鍛えることによって可能となるようです。 不平や不満や煮え切らない思いを持ち続けることは、 自分がきっぱりと決断することを妨げることになります。 ◆腹を決める覚悟をすることを自分に常に言い聞かせ続けることが必要です。 性格の根本まで変えてしまうぐらいのつもりで毎日を過ごすと、 より違う人生を経験できるのではないかと感じます。 川口 雅昭 著 → 吉田松陰修養訓 「 人気blogランキング 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 「 にほんブログ村 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 ------------------------------- このブログでは、 毎日を「いきいき、生きる」ためのヒントを考え続けていきます。 -------------------------------
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