【気づき1891】〔ネットで操作されない、自分をつくる〕
2017 / 04 / 21 ( Fri )





◆先日、ふらっと古本屋に入ってみると、面白そうな本がたくさん並んでいました。



歴史の教科書で見たことはあっても読んだことがない本(J.S.ミル著「自由論」)、


昔読んだと思うが難解で内容を覚えていない哲学書(デカルト著「方法序説」)、


題名は知っているが内容はまったく知らない小説(妹尾河童著「少年H」)が目に留まり、


購入しました。



◆この10年ほど、小説、実用書、ビジネス書、学術書とジャンルを問わず、


興味を持ったり、人から奨められた本をどんどん読むようになりました。



しかし、長編小説というものは読んだことがなかったので、


上下巻合計約700ページの「少年H」から読み始めました。



◆驚いたことに、読んでみると戦時中の話でした。



つい最近、これも偶然読むことになった「永遠のゼロ」と同じ時代の本を読むことになり、


戦争の悲惨さや今の時代のありがたさをより痛感でき、


ふだんの生活を見直すきっかけになりました。



◆読書は心を豊かさにするといいます。



読むことにより新しい知識が身につき、考え方の幅も広がります。



今回、休みの日も部屋に閉じこもって本をよんでいて感じたのは、


今の時代、外界のあふれる情報を遮断し、


自らの意思で自らを形成する時間を持たないと、


知らないうちに自分の人格が操作されるのではないかということです。



◆「少年H」は、戦時中の神戸の話です。



その近辺の地名も話の中に出てきます。



わたしが小学校の3年間を過ごした「加古川」や、


阪神大震災でボランティアに行った六甲小学校の最寄駅「六甲道」の名を、


書中の主人公の住まい近辺の略地図のなかで目にしました。



◆そのような偶然の要素も加わり、


私は自分の目で見た現地の映像や当時経験したこと、思ったことを、


小説のなかの世界に盛り込み、


わたしだけの世界観で700ページを読み進める時間を過ごせました。



自分の世界を十分形づくることができたのです。



◆今やインターネットの時代。



ビッグデータの活用により自分たちの欲求がさらに刺激されて、


本来思わないような状態を迎える可能性もあることがささやかれます。



◆ときおり、あふれる情報から距離を置くことが必要です。



また、目にするもの、取り入れるものに気を使うことや、


情報は自ら意識して意図的に選択することも求められます。



そのうえで、自分の世界を確認し、そこと相いれないものを明確にするプロセスが


より必要な時代ではないかと思うのです。



        妹尾 河童 著 

            →  少年H(上巻)

            →   少年H(下巻)



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