【気づき4205】〔組織に部署間調整がない意味〕
2023 / 02 / 03 ( Fri ) ◆会社組織というものは、 目標を定めてその達成に向けて動くものです。 そのために、役割分担が必要になり、 それがいわゆる部署という形で枝分かれするものです。 ◆不思議なことに、 その部署の責任者が他部署の動き方を把握していないことがあることを 時々見聞きします。 これが、一つの目標に向かっているという状態といえるでしょうか。 ◆たしかに、部署の責任者もけっこう大変なことを抱えています。 自分の仕事をこなし、部署の構成員の調整をし、 必要に応じて組織全体の動向についても把握しなければなりません。 かなりの負担を強いられるといえます。 かといって、 大変だからそれをこなせなくてもいいということではありません。 ◆そのような組織を適正に機能させるために、 組織の最上位にマネジメント能力が求められます。 組織を一つの方向に差し向けるための仕組みが求められます。 ◆さらに、その仕組みの礎になるものが、組織の理念です。 なぜなら、理念とは、 その組織の存在意義を文字にしたものであるからです。 各組織構成員がそれを見れば、毎日出勤する意義も再確認できます。 そういう観点からすると、 部署の責任者レベルが、 各部署がどのように動くかの情報を共有していないのは大失敗です。 初めの第一歩を踏み外しています。 ◆組織の上位が変わり様がないのなら、あるいは、 組織の下位から変革が望めないような状態であるのならば、 そこにとどまる意味を構成員一人ひとりが考える必要があるかもしれません。 渡部 昇一 著 → 60歳からの人生を楽しむ技術〈新装版〉 「 人気blogランキング 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 「 にほんブログ村 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 ------------------------------- このブログでは、 毎日を「いきいき、生きる」ためのヒントを考え続けます。 ------------------------------
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