【気づき4206】〔日本人の仕事の上での感性〕
2023 / 02 / 04 ( Sat ) ◆欧米では、入社すると、 その人が何をやるべきかが明確に提示されるそうです。 そのようなシステムですから、 新入社員は何をやればいいのかを考える必要もないし、 やるべきこと以外のことに注意を払わないでいいようです。 ◆したがって、社内の掃除などは当然やるべきことに入っていません。 掃除だけをやる会社がアウトソーシングされているのでしょう。 アメリカの映画に出てくるオフィスの風景を見ると、 その雰囲気がはっきりとつかみとれます。 ◆日本では、仕事というものがどのようにとらえられているのでしょうか。 確かに、やるべき項目はしっかりあり、それらを順次教えられ、 先輩に付いて覚え、そのうちに独り立ちをすることになります。 しかし、それだけにとどまらず、 それ以外のことも周りから期待されている面もあります。 例えば、気づいたことがあれば上司に提案したり、 機転を利かせて行動するということも評価されるのです。 ◆確かに、自分の社会人生活を振り返ってみても、 基準の定まっていない、曖昧なことを周りから求められ、 自分も応えようとしたことよくはありました。 このような、「自分で感じ、それを周りに伝える」「自分でやることを探す」 というようなことを求めるのは、日本人の感性というものなのでしょうか。 今後は、諸外国の人たちと働く場面がより多くなるなかで、 この風潮が外国の人にまで適用されることはマイナスです。 ◆その良し悪しは別にして、 「日本人の間にだけ通じる、暗黙の了解項目がある」 ということを認識しておくことが不可欠だと思います。 渡部 昇一 著 → 60歳からの人生を楽しむ技術〈新装版〉 「 人気blogランキング 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 「 にほんブログ村 」に協力いただける方は、こちらのクリックをお願いします。 ------------------------------- このブログでは、 毎日を「いきいき、生きる」ためのヒントを考え続けます。 ------------------------------
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