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【気づき4250】〔難解な本を、楽しみながら紐解く〕
2023 / 03 / 20 ( Mon )


◆「読書百篇意自ずから通ず」と言いますが、


これまでに何回か読んで、


なかなか理解をすることがむずかしい本があります。



思い浮かぶのは、


「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」(マックス・ウェーバー著)、


「方法序説」(デカルト著)、


「モオツァルト・無常という事」(小林英雄著)


の3冊です。



◆高校生の時に「モオツァルト・無常という事」を読みました。


大学受験前であったので高いレベルの書物に触れようとしたのですが、


歯が立ちませんでした。



その後、大学在学中にも読んだのですが今ひとつピンときませんでした。



「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」は、


産業革命以降の時代背景を学んだあとに読むと、


理解できるところは増えてはきました。



しかし、「方法序説」は50歳を過ぎても、私にとっては難解でした。



◆読書というものは、年齢とともにその理解度が変わってきます。



知識と経験が増えることがその要因です。



しかし、名著をより理解するためには、


その本を理解するために必要な時代背景や専門分野の知識を


吸収しておくことも必要となります。



◆結局、自分にとって難しい本の中身を味わうためには、


読解する力をつけるとともに、


その本のテーマとなる分野の知識、


例えば、宗教、経済、倫理等のベースとなる知識がないといけないわけです。



◆今は受験の時とは違い、自分にとって難解な本を、


必要なバックグランドを、楽しみながら、一つひとつ学んだ上で


理解していこうと思います。



若い頃にはできなかったスタンスで、紐解く読書、味わう読書を、


自分なりのペースで続けます。



読書の世界をこのように楽しいと感じることができることは


ほんとうに幸せなことだと思います。



     アンデシュ・ハンセン 著

       → ストレス脳




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