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【気づき4580】〔地獄に落ちる思い〕
2024 / 02 / 13 ( Tue )


◆入りたい飲食店に開店前に行った際、


シャッターさえ空いていない店の前で待てば早めに食べられます。



しかし、季節や店の立地によっては、


寒さや暑さを耐えて待っていなければならないこともあります。



また、待っているのが自分一人だと人の視線が気になったり、


閉まったシャッター越しには店内の動きや音を感じられない時は、


開店するかどうかも判断できないという緊張感も味わうことになります。



◆それ以上に気になるのは、


アクセス上少し難がある店の場合、


開店時間より少し前に付近を歩いている人は、


大概、皆がその店を目指しているものです。



つまり、同じ方向に歩く人たちを多く追い越すほど、


目当ての食事を早く食べられることになるのです。



そこで、開店直後の一巡目に入店したいばっかりに、


懸命に歩いて人を抜かす自分のことを客観的に見て、


さもしさを感じることもあります。



◆芥川龍之介が書いた小説に「蜘蛛の糸」という話があります。



あらすじは以下のようなものです。



「殺人や放火など、多くの凶悪な罪を犯した男がいた。

そんな彼でも一度だけ良いことをしていた。

道ばたの小さな蜘蛛の命を思いやり、踏み殺さずに助けてやったのだ。

そのことを思い出したお釈迦さまは彼を地獄から救い出してやろうと考え、

地獄に向かって蜘蛛の糸を垂らした。

ある時、彼がふと顔を上げると、一本の糸が垂れてきた。

彼は、その蜘蛛の糸を掴んで一生懸命に上へ上へと昇り、

地獄から抜け出そうとした。

昇ることに疲れた彼がしばし休憩していたら、

自分のつかまっている同じ糸に多くの罪人がしがみついている。

このままでは糸が切れてしまうと考え彼は、

「この糸はおれのものだぞ。下りろ。下りろ」と大声で叫んだ。

すると突然、その糸はぷつりと切れてしまい、

彼は罪人たちといっしょに暗闇へと、まっさかさまに落ちていった」



◆飲食店に並ぶことと、地獄から抜け出そうとする話は、


場面も罪の程度も全く違う次元のものであると思います。



しかし、自分がおいしいものを食べたいという欲求を満たそうとする場面で、


周りの人を蹴落とそうとする気持ちを持つことは、


地獄から抜けだそうとした男とさほど変わらないとも思います。



落ち着いた今を過すということを実現するために


精神的な自己鍛錬を続けなければいけないと感じます。



     岩淵 悦太郎 著



   → 悪文




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コメント
--Re: ハピさんへ--

ひょっとしたら、
私は、生真面目なのかもしれません。
(*^_^*)
by: 充実人生 * 2024/02/14 22:20 * URL [ 編集] | page top↑
----

えーーー
でもこれは仕方がないですよーーー
だってそれを目当てに来たのだしーーー
食べたいですよーーー
早い者勝ち(笑)

応援ポチ★
by: ハピハピハート * 2024/02/14 11:53 * URL [ 編集] | page top↑
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